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11月9日に開催された、今年の大珍楼のグルメの会【秋】。
生まれて初めて、丸のままの上海蟹というものを食べてきた。



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左上より、大閘蚧鮮柿盅(柿の器入り上海ガニのサラダ風)。
時計回りで大閘蚧皇挑翅(上海ガニ味噌入りフカヒレ姿煮)。

原盅燉大閘蚧(上海ガニ入り特製スープ)と、羅白粽大閘蚧
(上海ガニと大根もちの炒め)。ここまでが前半であります。



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後半スタート。鴛鴦蒸大閘蚧(上海ガニ〔雄・雌〕姿蒸し)。
雄が220g、雌が180gだ。腸線や内子を中心に楽しむ。

身も味が濃いわけだが、やはりこれは食べ慣れないと難しい。
この段階で体を温める甘い生姜茶も出される。流石医食同源。



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左上より蚧粉炸小籠包(上海ガニ入り揚げショウロンポウ)。
コースの締めとなる蚧粉菇類伊麺(上海ガニと茸の伊府麺)。

生姜茶滑湯丸(白玉ダンゴ入り生姜茶)に、四式美甜点心。
飲み物込みで一人2万円。都内で食べれば、倍近いのでは?


【つちころりのちょっとした呟き】

困った時は「ぼうずコンニャク」の藤原さんのサイトを見る。
上海蟹の和名での正式名称は、チュウゴクモクズガニらしい。



やはり腸腺(ミソ)と外子、内子を楽しむカニなんでしょう。
身も味があるのだが、いかんせん素人には難しいの一言です。

要するに、香箱ガニにせよ、モクズガニにせよ加工賃だよな。
アレをきちんと捌き中身を取る技術に、我々はカネを払うと。